海外に拠点を移して15年。
現在はバリ島、日本、タイ・バンコクの3拠点生活を送りながら、海外ビジネスの現場に立ち続けています。

インドネシア人スタッフとのご飯と仕事と宗教観の話

毎日、雨が降っては道路が少し冠水する。
そんな雨季真っ只中のバリ島から、今日もブログをお届けします。

昨日の夜もかなりの大雨で、あちこちの道路が冠水していました。
そんな中、スタッフみんなと一緒に、お気に入りのお寿司屋さんへ行ってきました。

昨日は総勢7名での夕食でした。

その中には、うちの会社のマネージャーの甥っ子2人も参加していました。
彼らは20歳と21歳の若手で、ジャワ島からバリ島へ仕事をしに来ています。

■ インドネシアの宗教と文化

インドネシアは人口の約8〜9割がイスラム教徒(ムスリム)ですが、
バリ島はヒンドゥー教の島として知られています。

実はインドネシアは、「政教分離の原則(パンチャシラ)」に基づき、
特定の宗教に偏らず、多様な文化や宗教を尊重する国です。

そのため、イスラム教徒が多い国でありながら、
「寛容で柔らかいイスラム文化」が特徴でもあります。

中東諸国と比べると、信仰スタイルも比較的緩やかで、
日常生活の中に自然に溶け込んでいる印象ですね。

バリ島にはジャワ島など他の島から出稼ぎに来ている人も多く、
うちのマネージャーや甥っ子たちもムスリムです。

「イスラム教徒」と聞くと、
少し厳格で中東のようなイメージを持つ方も多いかもしれません。

でも、インドネシアのムスリムは比較的“ソフト”な印象があります。

例えば…

・お酒も場によっては一緒に飲む
・お祈りもそこまで厳格ではない
・でも、豚肉だけは絶対に食べない(多くは)

このあたりは、かなりはっきりしていますね。

焼肉に行っても、豚肉は頼みません(笑)
同じ鉄板で焼くのも避けます。

こうしたところを見ると、
インドネシアはイスラム国家でありながら、
とてもバランスの取れた宗教観を持つ国だなと感じます。

特にバリ島は、その中でも特殊な島でヒンドゥ教徒が8割の島でインドネシアの中でも、かなり穏やかで、優しい空気に包まれた場所ですね。

■ お土産では日本のお酒が一番人気!?

ちなみに以前、
「日本のお土産、何がいい?」とインドネシア人スタッフに聞いたことがあります。

すると、返ってきた答えは…

「日本のお酒がいいです!」

でした(笑)

イスラム教徒が多い国なのに、ですよ。

実は以前、日本のお酒を一度飲ませたことがあって、
それがとてつもなく美味しかったみたいなんです。

それ以来、
「またあれが飲みたい!」と、よく言われます。

こういうところを見ると、
やっぱり日本のお酒って、世界レベルなんだなと実感しますね。

■ 海外で仕事をする上で大切なこと

東南アジアで仕事をする上で、
とても大切だと感じるのは、

「日本の基準を、そのまま持ち込まないこと」

です。

日本は、

・時間を守る
・約束を守る
・責任感が強い
・きちんと謝る

こうした点で、本当に世界トップレベルの国だと思います。

でも、発展途上国では、
こうした習慣がまだ十分に根付いていないことも多いです。

遅刻しても謝らなかったり、
言い訳だけで終わってしまったり…。

正直、仕事をしていると、
ストレスが溜まることもあります。

だからこそ、

怒るより、伝える。
責めるより、育てる。

この姿勢がとても大切になってきます。

人前で叱るのではなく、
個別に呼んで、理由を説明する。

これが海外で働く上での基本ですね。

■ マネージャーとの出会い

うちのマネージャーは、
もともと日本人向けガイドを長年やっていました。

私が初めてバリ島に来たとき、
彼がガイドをしてくれたのが出会いです。

そこから少しずつ、
おつかい的な仕事や細かい用事を頼むようになりました。

その中で、

・お金にきちんとしている
・約束をきちんと守る
・仕事が丁寧

ということが分かり、
「この人はとても信頼できるな」と感じるようになりました。

例えば、買い物を頼んだときのお釣りをきちんと返してくれるか、
頼んだ仕事を最後まで責任を持ってやってくれるか。

そういう小さな積み重ねが、
信頼につながっていったんですね。

なので、現地法人を立ち上げる際に声をかけ、一緒にやろうと決めました。

今では一緒に働いて頂き、2年目になります。

■ 家族と夢、そして未来

彼は今も、スラバヤに奥さんと娘2人を残して働いています。

「いつか家族をバリに呼びたい」

それが彼の夢でした。

そして、いよいよ来年から実現できそうです。

娘たちも、
バリ島の学校に通うのが夢だったそうです。

さらに、将来は地元近くに
ビーチハウスを建てたいという夢もあります。

今年の夏には、その候補地を一緒に見に行く予定です。

今年の8〜9月頃には、スタッフと一緒にジャワ島へ彼のビーチハウス計画の視察に行こうと考えています。

■ 人の夢を応援できる仕事

最近つくづく思うのは、

スタッフやお客様の
「やりたいこと」「夢」「人生設計」
一緒に考えられる仕事ができていることが、
自分の喜びなんだな、ということです。

人が喜ぶ姿を見るのが好き。

これは昔から変わりません。

■ 今日も新しい出会いへ

今日はこのあと、
日本人の友人から紹介された
素晴らしいインドネシア人の方とランチです。

また良いご縁につながりそうで、
今から楽しみです。

これからも、
仲間と一緒に成長しながら、
楽しく挑戦を続けていきたいと思います。

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